漢方 薬膳薬局東広島西条店

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  不妊症・習慣性流産  

不妊症・習慣性流産

不妊症といってもその原因はさまざまです。
漢方治療が有効な不妊症は、卵管閉塞のような障害がなく、ホルモン治療や人工授精を行っても妊娠しない、流産を繰り返すなど、これといった原因がみつからない場合です。
最近の研究では排卵障害やホルモン分泌の低下による不妊症が、漢方によって妊娠したという報告が少なくありません。

タイプ別漢方

排卵誘発剤やホルモン注射などを行っても妊娠をし難い場合は全身の血液の流れや卵巣・子宮の機能に問題があると考えられます。
例えば、生理の遅れ、月経痛、月経血に暗紅色のかたまりがまじるなどの症状があれば、子宮や附属器の血液循環が悪く、『瘀血(おけつ)』とよばれる血液の停滞が疑われます。
血行促進・うっ血改善の漢方薬が有効で、折衝飲(せっしょういん)や、少腹遂瘀湯(しょうふくちくおとう)を用います。
妊娠してもすぐに流産する場合は、子宮内膜の状態に問題があります。
内膜を温かくやわらかい状態にする右帰飲(うきいん)と補肝湯(ほかんとう)を服用します。
また、排卵時期がわかりにくい、低温期が長い、高温期が短い、などの症状は卵巣のホルモン分泌が悪いので、ホルモン分泌を調節する温経湯(うんけいとう)とサフランを併用します。

  子宮筋腫  

子宮筋腫

子宮筋腫は筋肉性の良性腫瘍(しゅよう)で、婦人病の1〜2割を占めます。
筋腫ができると、月経が長引き、月経痛や月経過多をきたします。
西洋医学では手術が一般的ですが、漢方薬を用いるのは、手術を用いるほどでもない経過観察の時期、ホルモン療法の副作用が出る場合、また、ほかの疾愚により手術ができない場合などです。
筋腫の大きさは鶏卵大くらいまでが対象となります。

漢方からみた子宮筋腫の原因

体が冷えたり、食生活が乱れたりすると血液が汚れて流れが悪くなり、子宮や付属器の一定の個所に血が滞るようになります。
この状態を”瘀血”といい、筋腫をはじめとする、婦人病の原因と考えられています。
血の固まりを分解・呼吸する生薬が有効で、赤芍(せきしゃく)、桃仁(とうにん)、紅花(こうか)などが配合された血府逐瘀丸(けっぷちくおがん)を用います。
筋腫が大きく、痛みがあるときは、血府逐瘀丸よりも血管拡張・循環促進・鎮痛効果のすぐれた膈下逐瘀湯(かっかちくおとう)を用います。

  月経異常  

月経異常

月経異常は、脳の下垂体や卵巣系の内分泌ホルモンのバランスが崩れ、これが子官内膜周期に影響して起こります。
例えば、過度なストレス、偏った栄養、無理なダイエットなどで体調が崩れると、月経が止まったり遅れたりします。
一方、子宮筋腫(しゅ)や子宮内膜症では、月経痛があり、血量が増えて月経日数が長引きます。
ホルモン投与による西洋療法は短期間で効果がでますが、分泌しないホルモンを外部から投与しても根本治療にはなりません。

漢方処方

崩れたホルモンバランスを改善するには、血液を補い、血液を促進させ、生殖器系を強化します。
活血・養血作用のある桃紅四物湯(とうこうしもつとう)を基本に、筋腫や内膜症などで痛みが強いときは鎮痛効果のすぐれた没薬(もつやく)、五霊脂(ごれいし)を加えます。
また、ストレスで月経が乱れた場合は、精神・情緒を安定、リラックスさせ、自律神経の機能を調整する四逆散(しぎゃくさん)を併用します。
一般的に、ホルモンバランスが改善するには2〜4ヶ月必要です。

血流測定

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